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けいはんなジュニアロボットクラブは、子供たちに「モノづくり」の楽しみと「科学技術」への興味をもってもらう取り組みを行っています。

TEL. 070-5349-1100

〒619-0237 京都府相楽郡精華町光台8丁目

Robot教材











【 ROBOT教材:番外編 】


     従来ロボット教育用には、車型の自律型ロボットを採用していましたが、昨年度末からKICK(Keihanna Open Innovation Center @Kyoto)に事務所を移した関係で
   多くの企業、研究機関、団体との交流があり、その中から同室のジオラマ作家さんとの交流も生まれ「ジオラマと鉄道模型」という教育教材の発想が生まれました。
    もともと同ジオラマ内を走行する列車は、ディジタル制御されたものですが制御装置がPLC(シーケンサー)を使われているので、私たちがより手軽に使用出来る
   マイコン制御に置き換える事を行っていきます。

【 岡本電子さんの原型ジオラマ 】


    かわいい人形、家 などの癒しの風景の中を、最新の列車制御された電車が走行している動画です。
   この様なかわいいジオラマを製作するもよし、列車制御のプログラムを作るもよしで夢はふくらみます。
   音量に注意してください。


   

   



 線路の準備


    岡本さんが以前テストされていた線路が有ったので、プログラムテスト用として借用し整備をしています。(殺風景ですが、テストコースとして最高です。)
   2枚のベニヤ板を合わせると、うまく平行が取れません。高さは合っていますがネジレ、歪みが生じているので矯正が必要です。また合体させるときレールのつなぎで
   問題が出ます。ここで長さ調整用としてバリアブルレールを使用します。



      70mm〜90mmまで可変することができます。










       上記の段差があるとジョイントができません。                           上下に補強板を取付ます。

    レール上に列車がしばらく走っていないと表面酸化がはじまりスムースな制御が出来なくなります。状態が悪い所では最大電圧を加えても全く走行しません。
   何回も走行させるか柔らかいティッシュ等で磨くとよくなります。さびが出ている部分は目の細かいサンドペーパーで軽くこすって導電するようにしてください。
   メーカーからは、専用レールクリーナーも販売されています。(商品名:LOCO)、一般の消毒液のエタノールでも代替え可能です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              
   下記の動画は調整途中で、まだ一部スムースな走行が出来ないところが残っています。




 建物内の照明コントロールの実験


    建物内の照明にはLEDを使用しますが、連続点灯では面白くないので照度に変化を加えたいと思います。
   今回は、疑似1/f揺らぎの点灯制御を行います。(実際に1/f揺らぎになっているのかは疑問が残ります。)
   少し見にくいですが、3個のカラーLEDを使ってArduinoから制御しています。  詳細は次ページで公開




 DCモーター制御の実験


    DCC制御を始める前に、基本となるDC制御を確認してみます。
   前進、後進、停止の確認です。DCの0Vで停止、+12Vで前進最高速、−12Vで後進最速度となります。(中間速度は、PWM制御)
   Arduino制御、モータードライバーはTI社製 DRV8835 モーター駆動電源は12Vで使用
   H型制御のモーター両端波形でPWM制御としてほぼ100%で駆動しているのでDC動作に近い波形となっています。
   詳細は次ページで公開しています。